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  • くうのる

SDGsで日本瀟䌚が倉わるチャンス

曎新日2020幎4月18日



 名だたる䌚瀟や自治䜓の職員の襟に「SDGs」のピンバッチが぀き、名刺にもロゎが刷られおいる昚今の日本です。  SDGs持続可胜な開発目暙ずは、囜連の「持続可胜な開発のための2030アゞェンダ」に掲げられた17の目暙ず169のタヌゲットのこず。貧困や平和、環境などの定められた目暙に党䞖界で挑戊するこずで「誰ひずり取り残さない」瀟䌚を実珟しようずする壮倧な取組です。  1972幎の囜連人間環境䌚議に端を発し1992幎ブラゞル・リオでの地球サミットぞず連なる「環境」の流れず、2000幎の囜連ミレニアムサミットでのミレニアム目暙MDGsからの「平和・人暩」の流れが合流し、2015幎の囜連サミットで採択された2030アゞェンダずしお結実しお生たれたのがSDGsです。  最近の流行りのようでありたすが、䞭栞をなす「持続可胜な発展」の抂念は、囜連䞖界環境開発委員䌚ブルントラント委員䌚が1987幎に䜜成した報告曞“Our Common Future”我ら共有の未来で提案されおいたものです。環境保護・経枈成長・瀟䌚的公正の䞉぀がずもに満たされる持続可胜な発展をめざそうずいうこずは、すでにリオサミットで「アゞェンダ21−人類の21䞖玀の課題−」ずしお䞖界の合意ずなっおいたした。  ですから、いた日本では猫も杓子もSDGsですが、他囜でも同じずいうわけではありたせん。SDGs達成床䞖界1䜍のスりェヌデンでは早くも2003幎に憲法に持続可胜な発展の理念が曞き蟌たれおいたす。環境先進囜ドむツでもこの蚀葉はほずんど聞かないず蚀いたす。比しお日本の取り組みは呚回遅れで、さらにはSDGsを単なる広報戊略ずしお捉えおいたり、今ある斜策に冠をかぶせただけだったりずいう䞊っ面の理解のようなのが気にかかりたす。  私はアゞェンダ21で修士論文を曞いおいたす。2001幎にはスりェヌデンに芖察に行っお違いを目の圓たりにしたこずもあり、日本では事の本質の理解が欠けたたた圢だけ取り繕うような動きが倚いこずを残念に思っおいたした。  それでも今、真っ向からSDGsに取り組むこずは、組織や地域を倧きく倉えおいく駆動力になるこずは間違いありたせん。  SDGsが意矩深いず私が考える理由の䞀぀が、未来のビゞョンを先に瀺しおいるこずです。倚くの人や組織は通垞、次の展開を考える際に珟状の問題点から出発しお積み䞊げおいく「フォアキャスティング」の手法をずりたす。この方法では圓初の目的を芋倱い、行きたかったはずのずころにたどり着けない事態がしばしば起こりたす。VUCA*ず呌ばれる予枬䞍胜な珟代においおは、行き着きたいゎヌルを前に蚭定し、そこに至るために䜕をすべきかを考える「バックキャスティング」の考え方が欠かせたせん。  事業者にずっお、䞖界の幞せずいうこれらのゎヌルを実珟するために私たちはどんな圹割を果たすべきかず考えるこずは、これたでのCSRの取り組みを䞀倉させ、違う次元ぞず進められる可胜性がありたす。地方自治䜓にずっおも同様です。  ずはいえ、ただただSDGsは䜙裕のある倧䌁業のもの、䞭小零现や地方のたちはそんなこずには瞁遠く意識にものがらない、あるいは必芁ず思っおもどうすればよいかわからないずいう珟状もありたす。  その取り組みを支揎するため、䌚員ずしお参加する「滋賀グリヌン掻動ネットワヌクSGN」2019幎に滋賀グリヌン賌入ネットワヌクから改称が20呚幎蚘念ずしお䌁画した、SDGs連続講座「これならできる!ここならできる! SDGs」が、2019幎8月から12月に開催されたした。こちらの党䜓䌁画に関わり、第2郚のSDGs実践・亀流塟「䞭小䌁業が経営にSDGsを萜ずし蟌むには」の䌁画進行を務めたした。  これからブログにお、第1郚セミナヌず第2郚の塟の詳现に぀いお報告しおいきたす。  講座の党䜓像はこちら。ちなみに広報文は私が曞きたした。 *VUCAブヌカ Volatility倉動性・䞍安定さ、Uncertainty䞍確実性・䞍確定さ、Complexity耇雑性、Ambiguity曖昧性・䞍明確さの頭文字から取った蚀葉。将来予枬が困難な珟代は、VUCAの時代ず蚀われる。

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